ミラノはパスクアで3連休。
イタリアンの多くがミラノから外に出る。
俺は今年またもミラノに残ることにした。
金曜日はロシア系カザフスタン人友達ジェニーから
「今夜はディスコ カバリに行こう。」
との誘いを受ける。
カバリはCavalliというイタリアンブランドがプロデュースするセンピオーネ公園にあるディスコ。
家からすぐ近くで、雰囲気、客層もいいんで、以前はよくジェニーとも通ってたディスコ。
その日はなぜかロシア人初め東欧ギャルで一杯。
イタリアではロシアンレディーを彼女として連れているのがトレンド。
彼女がロシア人、東欧人てのがステータスみたいになってる。
そこでも、いろんな連中にジャッキーチャンに似てる!とか、日本人であるてことでいろいろと声かけられ、話弾んで超楽しい夜を過ごしました。
ディスコでタバコ落としてなくした俺は、ロシアンレディーを連れてるあるイタリアンダンディーにタバコを所望。
タバコもらった後にその人が笑み浮かべて俺に言ったのは
「君はあるアクションスターにそっくりやな。」
「ジャッキーチェンですか?」
「そう、そう。で、実はタバコ拒否したら、空手でボコボコにしばかれるんが怖くて、渋々あげたんだよ。」
とのジョークを飛ばしてきて、盛り上がる。
で、翌土曜日朝、先週一緒にNOBUでディナーし、その後イタリア超有名人&大金持ちファビオ・ブレアトーレとプライベートジェットでケニアでのバカンスを楽しんで帰国したばかりのステファノ・ペルカッシから電話があり、
「今日、ベルガモの姉家族の自宅でバーベキューパーティーするんで、お前も来ないか?俺の彼女のアリーナもお前に会いたがってるんで、是非来いよ!」
とのお誘い。
が、朝帰りの翌日昼からのバーベキューはきつい。大いに楽しんで飲むにはタクシー。
が、ベルガモまでタクシーでは遠すぎる。
で、丁重に断った。
けど正直、パスクア休暇にペルカッシファミリーホームパーティーに招待してもらいすごく嬉しかった。
ステファノ、お前は今まで俺が出会った中で信じられんくらい魅力的な男や。
間違いなく一生友達でいると思う、そう願い、そう信じてる。
お前と離れるんは悲しいが、お前と出会えて良かったわ。
俺の夢はお前の展開するKIKOブランドをアジア一円に俺がプロモートすること!
てなことも、考えたくなるような奴やな。
ステファノ、お前に出会えたことを神に感謝してる!
今夜は楽しい夜やった。
スポーツクラブで親しげに突然英語で声かけられたフレンドリーなイタリアンに誘われて、ミラノのとあるバーで開催されたインターナショナルパーティーに参加。
紹介されたロシアンレディーにいきなり
「貴方ってブルースリーにそっくり!」
で、金髪でブルーの目のスロベキア店員にいきなり声かけられて
「貴方ってジャッキーチェンに瓜二つ!」
イタリアで有名なアジア人でこの二人くらいやからなあ。
ここイタリアでは、いつでも、どこでも、この二人に似てると言われる。
おかげで、いつも空手、柔道、柔術(これはブラジルですが)、剣道の話題をされる。
今回のパーティーでも同じ。
スポーツクラブでも、しょっちゅういきなり初対面の連中に格闘技の話題振られる。
格闘技に熱中した過去が今頃、こんなとこで役立つとは夢思わず。
バーではいろんな連中に声かけられる。
ここイタリアでは間違いなく日本人は人気者と思う。
日本と同じで、異国の連中と英語で話す交流の求めてるイタリアンがたくさんいる。
その中でもヨーロッパ、アメリカでなく、アジア、中でも日本の文化は注目の的。
で、日本人も注目の的!?
残念ながら、イタリアにいる日本人連中に話しても誰からも賛同を得れんけど、これは俺の経験上間違いない事実です。
イタリアに旅行に来る機会のある方は、イタリアンは日本のファンであることお見知りおきを。
きっとイタリアでの滞在が楽しく膨らむと思います。
で、最後は一緒に来た連れのイタリアン弁護士さんエネアが、目をつけてたスコティシュギャルに声かけて、日本食での夕食企画すること約束。
ラッキーなことにイギリス人の二人は俺達のごく近所に住んでるらしい。
スコットランド人にイギリス人と呼ぶのは禁句と初めて知った。
スコットランド女性と一緒にいるイギリス人は俺に
「スコティシュをイングリッシュと思うのは、日本人の貴方を中国人と思うのと同じことよ」
とアドバイスを受けました。
ありがとう、ヘレンさん。
おかげで、スコットランドについて学びたい気持ちが湧き上がりました。
次回、ディナーの際にはきっちり対応いたします。
11月26日ベルガモで開催されたイタリアセリエAのBergamo Atalanta関連プレスリリースにスポンサーゲストとして参加後、そのままプレスの主賓でチームオーナー兼チームDirectorステファノのプライベート誕生日パーティーためベルリンへ彼のジェットで直行。
のはずが、ジェットに彼の荷物が届いていないこと発覚するハプニング。
で、彼はプレス会場ベルガモから自宅ミラノオフィスのスタッフに電話で怒鳴りつけて、スタッフにタクシーでミラノ自宅から彼の荷物をベルガモ方面へ急行させ、ベルガモから俺と二人乗る彼のアウディRSでぶっ飛ばしてミラノとベルガモ中間点のドライブインで会うことにした。
車はランボールギニと同じ超パワフル10気筒エンジンで、彼の運転はもう映画のカーチェイスの世界。
普通の方なら絶叫、気絶ものと思われますが、俺はむちゃくちゃ楽しんだ。
俺達先について彼のぼやきを聞きながら二人コーヒー飲んで待つ。
途中もよおしてトイレ探すが見つかれず、
「オーケー、テッド、お前のトイレはあっち、俺はこっち。」
とドライブイン横で。
相変わらず、イタリア代表する大金持ちとは思えん行動やけど、俺もこんなんええ感じ。
で、無事荷物ゲット、大急ぎで彼のフィアンセアリーナ含めたその他5名の友達待つベルガモ空港へ。
2回目のジェット。
ステファノのサービスで機内パーティー開始。
アリーナはご機嫌。
ステファノと20年以上交友持つ幼馴染友達アンドレアとその彼女。
彼女はフランスとイギリスのハーフで3ヶ国語達者に話せて現在イタリアでTVリポーター。
ステファノの友達も一人のアンドレア。
地味に見える彼だが、超イタリア高級オーダーメイド服Caraceniのオーナー。
後日ミラノど真ん中にある彼の一族所有巨大パラッツオのスタジオ招待されると、歴代007の洋服初め、ベルルスコーニ、シャロンストーン、その他政治家、ハリウッドスターを顧客としていて、いろんな写真が飾ってあって楽しいお店。
お前は友達だから特別価格でオーダーメイドしてあげるといわれるが、最低3千ユーロからと聞いて丁重にお断り。
彼の恋人もアリーナと同じくロシア人でアリーナの親友でもある。
ベルリン着いたときには既に酔っ払い状態。
お迎えのリムジンでRocco Forte Hotelへ。
スイートでかなりいかついホテルやった。
初日はなんとイタリアレストラン。ドイツ飯はやっぱなあ。
リポーターさんごっこ。
で、夕食後ディスコへ!
ディスコに見えん扉開けると。
アリーナにキスするステファノの右手に注目やな。
暫くしたら次行こう、てなって外出るが、ステファノ飲みさしのボトルをもったいないと持参しとる。
俺に飲め!と言われ。
途中凱旋門あったんで記念写真。
で、次のディスコ。
俺達はVIP席で乾杯!
途中、隣の女性にカメラ向けると、ハイ、ポーズ!
ホテル着いたんは朝6時ごろやった。
もう、みんな泥酔状態。
翌日はベルリン観光して、バー・パリで遅い遅いランチ。
亡くなったユダヤ人を偲ぶモニュメント。
ランチディナーしたバー・パリは雰囲気といい味といいこれまでで最高のフレンチやったかも。
俺的にはミシュラン取得フレンチよりここが好き。ベルリン行く際は是非お勧め。
で、帰りの機内でパーティーして、おしまい。
ステファノには日本で買ってきた和小皿セットとだるまさんプレゼント。
ここイタリアでの生活は本当に幸福感に満ちている。
ここでは多くのイタリア人が俺を好意を持って受け入れてくれてることを感じる。
日本ではこんなことなかった。
終わりがあるからこそ幸福感が強まる。
俺自身もイタリアで6年過ごしてきっと変ったと思う。
毎朝出勤前アパート前のカフェに行けば、店員連中が最高の笑顔で迎えてくれて、何も言わずともおいしいカプチーノを出してくれる。
常連連中とも笑顔でチャオ、チャオと挨拶して冗談を交わす。
近所のスポーツクラブへ行くと、いつもの連中が笑顔で挨拶。
みんな仲良し友達みたいな気分で陽気になれる。
スポーツクラブからの夜の帰路では、レストラン、バーの店員連中が笑顔でチャオと声かけてきて、時に握手を交わして話し込む。
街歩けば、みんなが友達、陽気になれる。
で、スポンサーになってるアトランタのオーナーステファノからメール受信。
明日彼の誕生日パーティーのため、ジェットで彼女とベルリンに向かうが、お前も一緒に行かないかとのオファー。
相変わらず唐突な誘い。
明日午後ベルガモでスポンサーイベントがあり、その後ベルリンに行き、翌日ナポリとの試合観戦のため午後には戻るという忙しいスケジュール。
明からにスポンサーとしての扱いでなく、いち友達として俺に接してくれてる。
間違いなくスポンサーの中では俺しか参加しないと思う。
断る理由はない。
週末はベルリンで友達のステファノペルカッシと楽しんできます。
先々週日本出張時に購入したお土産を誕生日プレゼントに変えて。