すさまじい死闘やった。
最初から最後の1分まで気が抜けない緊迫したゲーム。
確かに、お互いヒートアップして、イエローカード、レッドカードが飛び交うラフな試合になったが、これはこの試合にかける両者の熱い気持ちのあらわれ。
試合終わって15分。未だ興奮さめやらない。
両国とも欧州でも屈指の攻撃的チームで、俺としても、イタリアの次に好きな両チームがここで激突してどちらを応援すべきが迷った。
けど、やっぱ、贔屓にしてるインテルに所属するフィーゴがいて、名ドリブラーのデコ、C.ロナウドのいるポルトガルがいい。
期待通りの試合をしてくれた。
次のイングランド戦も楽しみ。
ブラジルをストップさせる優勝候補としてアルゼンチンと並び称され、しかも今回体力を温存してるイングランド優位かもしれない。
(ポルトガルはレッドカードで次回デコ抜き、Cロナウドも今回負傷途中退場)
けど、オーエンが抜けたし、結果はやってみないとわからない。
俺はもちろん、熱い国ポルトガルを応援する。
今回のワールドカップはタレントがそろっていて本当に楽しい。
明日はイタリアvsオーストラリア戦。
できる限り早く退社していつものカフェで観戦する。
今日、席の予約もした。
前回のチェコ戦は、アパートの湯沸し器故障で昼過ぎにガス修理屋がきたおかげで、試合前カフェに駆けつけることができた。
イタリア戦前のカフェの中は一変。
大きなイタリア国旗がテレビの下に掛けられ、全テーブル、全イスがテレビ方向にレイアウトされ、前方は全て予約席となっていた。
俺が行くと、マスターが
「よう、最前列の一席が空いてるんで、座ってくれ。」
嬉しいこというてくれるなあ、こいつは。
これがイタリア人。Amicoは大事にする。
横のテーブルには偶然若い女性群が座った。
けど、これがまたすごい。
「なぜ、ここでゴールきめれんの!トニーを出して!」
「オー!ママミア!危ない!あと10分なんとか守って!」
試合中は黄色い声援でなく、両手を挙げて、大振りのジェスチャーで怒鳴り続ける。
まるで酔っ払いのおっさん並。
試合と共に隣の観客観戦まで楽しんだ。
願わくば、オーストラリア、スイス(ウクライナ?)に続いてアルゼンチンまで撃破して、ブラジルとの決戦をイタリアで見たい!
そうなれば、この街はきっと、とんでもないお祭り騒ぎになるやろう。
祭り好きの俺にはたまらん!