今、プラハ出張から帰宅した。
昨日終日来客で、昨夜ミラノを出発、プラハでのホテルチェックインは夜11時過ぎとなった。
チェコはプリスナービールの発祥の地で、一人当たりのビール消費量は世界一を誇る。
ここで飲まないわけにはいかない。
やはり予想通り、ホテルのバーではウェルカムディナーを終えたポーランド、ドイツから来た連中とホスト国チェコの仲間が飲んでいた。
一緒に盛り上がり、気づけば1時半。
ふらつきながら部屋に戻りベッドへ。
写真は翌日のミーティング日の昼食。
向かって一番右手前が、イタリアに来て太ってしまった自分。
一泊二日の短い出張だったが、チェコは予想通り美しい街だった。
丘に囲まれた小さな街に川が流れる。
水と起伏は間違いなく、景色を美しくする。
石畳の路も多く、街並みも建物も中世を感じさせるものがある。
ところで、赴任当初は「おおっ!」と思ったミラノの街も、他の欧州の街に比べると、地は平坦で起伏なく、川や湖などの水もなく、決して美しい街でない。
イタリア人自身も、ミラノはイタリアで最も美しくない街の一つと言う。
それに比べて、ローマはなんと美しい街か、と昨年出張した際、感嘆した。
街にはテルベ川が美しく流れ、多くの隆起した丘にはそれぞれ歴史的遺跡が点在する。
ローマの凄みは、歴史遺産の街が首都として機能し、そこに、人がごく普通に生活していること。
これこそ、世界で一番贅沢な生活ができる街と言える。
チェコから話が脱線したが、一日の出張では多くを語れない。
是非、またゆっくり行きたいと思う。